0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。
このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。
ついでにガジェットに関しても…

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープを買収する方向に進んでいるようです。

官民ファンドの産業革新機構による出資を受け入れる方針だという話もありましたが、どうやら支援額を上積みした鴻海側に傾いたようです。鴻海の郭台銘董事長は昨日に来日しており、今日5日から詰めの協議に入るそうです。

と、ここで「鴻海精密工業って?」と疑問を持っている方もいるでしょう。

この会社、電子機器製造の業界では超有名な企業なんです。

台湾に本社を持つ電子機器の生産を請け負う世界最大のEMS 企業であり、Foxconn(フォックスコン)グループの中核です。DELL、HP、Appleといった大手メーカーの製品を受託生産しており、身近なところではiPhoneiPadはFoxconnで作られています。

と、ニュースで流れている話はこのくらいで。


このニュースを見て、個人的に思い出したことがあります。

今から30年以上前、初めて触れたパソコンがシャープ製の「MZ-80C」なんです。こんなのです。

sharp_mz80c

その後も、シャープ製のパソコン「X1 Turbo」や「X68000」などでコンピュータを学びました。

sharp_x1-turbo_1  sharp_x68000_expert2_1

振り返ってみると、それが今の目視検査支援機の開発に繋がってるんですよ。感慨深いものがあります。
きっと、いまやっていることも未来のなにかに繋がるのでしょう。
 

と、ただの思い出話になってしましましたが、古いコンピュータに興味のある方は、のサイトがおススメです。

old-computers.com


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新しいことを始めようとすると、まわりから

そんなこと、できるわけない!

と言われることがあるかもしれません。
当社で開発を始めたときも、まわりの方からそのようなことを言われたことがあります。
そのときに言われた言葉は、

中小企業にはムリだ
レベルが高すぎる

です。 まぁ、そう思う人もけっこういるってことですね。

多くの経験をしてきた方たちですから、きっと心配してくれていたのでしょう。


でも、「できるわけない」という言葉、最大のチャンスです!
それは、他の人がムリだと思えるようなことにこそ、新しい発見や発明が潜んでいるからです。他の人が「できそうだ」と思えることは、きっと他にも多くの人が考えているでしょう。
いや、すでにどこかで実現しているかもしれません。

ハードル_H100

ということで、ハードルは高いですが「できるわけない!」を探してみてください。

もし、それが見つかったのであれば、途中であきらめないでください。

かの松下幸之助氏はこう言っています。

  「成功の秘訣は、成功するまで続けること

考えてみれば当たり前なのですが、あきらめずに続けられることだって、すばらしい才能です。なにより、「言ったとおりだろう?」なんて言われたら、くやしいですからね。

続けているうちに、「きっとできる!」と応援してくれる方がでてくるものです。当社の場合もそう言って応援してくれた方に出会って、挫折しそうな中で何度も勇気をもらって今に繋がっています。

応援_H100

道をひらく
松下 幸之助
PHP研究所
1968-05


続・道をひらく
松下 幸之助
PHP研究所
1978-01


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よいアイデアが浮かんだから、さっそく研究開発を……
ヤッター_H100

ちょっと待ってください!
それらを開始する前にやったほうが良いことがあります。それは、

特許調査」です。

その名の通り、発明に関連する文献を調査することです。「先行技術調査」ということもあります。
特許調査には、以下のような目的があります。

  • 特許が登録される可能性を検討するため
特許出願をしても、それが拒絶されることはあります。というより、かなりの確率で拒絶されるでしょう。
そうなる理由の多くは、出願内容に新規性・進歩性がないこと。つまり、すでに同じような特許が出ていたり、一般に公開されている技術であったりする場合です。
出願が拒絶されれば、出願の手間や費用がムダになります。それどころか、それまでに投資した研究開発費なども水の泡になります。
そのような事態に避けるために、開発を開始する前に調査をしたほうが良いのです。

  • 研究開発の参考にするため
似たような特許が存在していないかどうかを調べるわけですから、今後の研究開発の参考にもなります。
自分では意識していなかったテーマの特許とぶつかって驚くこともあるでしょう。

  • 出願資料を作成するときの参考情報にするため
特許の出願資料って、正直いってかなりクセがあります。
明細書を読んでみると、「伝える気はないの??」と思うほど変な言い回しがあります。
たとえば、当社の特許の場合は、

「検査対象を保持する保持手段と、上記検査対象を正面から撮影する正面用ビデオカメラ及び上記検査対象を斜め方向から撮影する斜め用ビデオカメラとを一体に組み合わせたカメラユニットであって、正面用ビデオカメラを中心に回転させる回転手段を備えたカメラユニットと、前記検査対象を、必要に応じて、上記カメラユニットに対して相対的にX、Y、Zの三次元方向の全部又は一部の方向に移動させ得るように、……」

と、こんな感じです。でも、これって特許出願時の独特の言い回しになんですよ。
このような文章を書けるようになる必要はないと思いますが、慣れておくとアタフタしないで済みます。

  • 権利侵害にならないかを判断するため
これは出願と直接関係はありません。
自分の発明を行使するときに権利侵害で訴えられることを防ぐことが目的です。 

と、いろいろ書いてきましたが、特許調査を専門家にお任せするという手もあります。
それについては、また別の機会に。

特許調査をするときは、特許情報プラットホーム(無料)を活用してください。

その他の参考URL
公益社団法人発明協会



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