広島大学、情報通信研究機構、パナソニックは共同で、現在のスマートフォンと比較して100~1000倍高速なテラヘルツ送信機の開発に世界で初めて成功しました。
この送信機は、300GHz帯単一チャネルで毎秒105ギガビットという光ファイバに匹敵する性能があり、DVD1枚分の情報を約0.5秒で伝送できる速度を持ちます。
この送信機は、300GHz帯単一チャネルで毎秒105ギガビットという光ファイバに匹敵する性能があり、DVD1枚分の情報を約0.5秒で伝送できる速度を持ちます。
300GHz帯CMOS送信回路のチップ写真は↓

出典:広島大学

この回路は、広く用いられているシリコンCMOS集積回路で実現されており、電器製品などに安価に搭載できるとみられています。
光ファイバー並みの超高速な通信を自由に使えるようになれば、システムのクラウド化やWebアプリケーションの需要がさらに加速することが予想されます。
