20170522122448
出典:特許庁 

日米欧中韓の商標五庁(TM5)は、「悪意の商標出願」の対策とひとつとして「悪意の商標出願事例集」を取りまとめした。この事例集は、国際商標協会(INTA)と共催したジョイント・ワークショップで広くユーザーに公表され、TM5ウェブサイトにも掲載されています。
悪意の商標出願とは、有名な地名やブランド名などの商標を、無関係な第三者が海外で商標出願・登録したりする行為をさします。つまり、他者の商標にフリーライドして利益を得ようとする行為です。

この事例集は、裁判や審判等で争われた「悪意の商標出願」の事例(各庁10件ずつ、合計50件)の概要、判決・審決等の要約のほか、各庁の制度・運用の比較表から構成されています。
特許庁は、この事例集によって悪意の商標出願に関するユーザーの理解が深まり、今後の商標戦略の策定の一助となることを期待しています。



関連リンク
悪意の商標出願事例集(英語)(PDF形式:1,836KB)


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