Sharp_H150 Terry Gou_H150
出典:Twitter @SHARP_ProductS、東洋経済

2月25日、シャープは鴻海(ホンハイ)精密工業の買収提案を受け入れることを決議しました。
しかし、鴻海はシャープとの資本提携契約への調印をしばらく見合わせることをシャープの臨時取締役会が行われる前に伝えていたそうです。
その理由は、シャープが24日に新たな重要文書を鴻海に示したためです。その重要文書の内容を精査するための時間が必要だということです。

重要文書の中身、どうやら太陽光パネルの原材料であるシリコンの長期契約が問題のようです。
その契約からすると、もし太陽光パネルが売れなくなった場合、余剰な材料を買い続けるか、または違約金を払って契約を打ち切るかの二者択一を迫られることになります。将来的に発生する可能性のある債務は、安い方で3500億円かかるとのこと。 
こういうのを偶発債務というようです。 偶発債務の説明は

偶発債務とは、現実にはまだ発生していないが、将来一定の条件が成立した場合に発生する債務の総称である。偶発的に発生し、その負債額を正確に予測できないという特徴がある。手形を裏書譲渡した場合や債務の保証人になった場合などがこれに該当する。発生する可能性が高く、金額を合理的に見積もることができるものには引当金を計上する必要があり、債務として確定した時点で負債に計上される。
偶発債務の記帳には評価勘定を用いて処理する方法と対照勘定を用いて処理する方法とがある。なお偶発債務は潜在的な負債として貸借対照表に注記しなくてはならない。
出典:マネーフォワード

話の流れを追ってみると、まるで後だしじゃんけんのようです。
鴻海側の気持ちはでしょうね。
怒る_H100

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