SNSサービスが無料の格安SIMで話題となっているLINE。
全登録者数が5億人を超え、日本の人口の40%以上をカバーしているそうです。
その誕生のきっかけは東日本大震災でした。
東日本大震災が発生した直後の2011年3月中旬、のちにLINEを生み出すことになるNHN株式会社の創業者 李氏は出張で東京に来ていました。
震災直後は電話がほとんどつながらず、TwitterなどのSNSが家族との連絡手段になっていたことを覚えている方も多いでしょう。李氏も、被災者が必死で家族と連絡を取ろうとしている姿をテレビで見ており、電話がつながりにくい中でも「大切な人と連絡を取れるサービスが必要」と判断。すぐにプロジェクトチームが発足され、3カ月後にはLINEのサービスがスタートしました。
開発時のこだわりは、LINEの特徴である「既読」機能をつけたこと。相手に返信する余裕がなくても、既読とわかれば安心できる。そんな思いを込めたそうです。
今ではコミュニケーションツールとして浸透しているLINEが、あの震災をキッカケとして生まれたとは驚きです。
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