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出典: Wikipedia

2017年10月20日、京王電鉄は、アスベスト(石綿)を含む断熱塗料が使われた車両を改造する際、グループ会社の社員や下請け会社の作業員 計12人が防護服などを着用せずに作業をしていたと発表しました。
京王電鉄は車輌を改造するにあたり、車両メーカーにアスベストが含まれていないことを確認。その後に19両の改造を実施し、念のために検査したところ、アスベストの含有が判明したとのこと。

ここで残念なのは、事前に検査をしていれば、このような事態にならなかったことです。
長期間にわたってアスベストの粉じんを吸い込むと、肺がんや中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり、現在はその使用と製造が禁止されています。一度吸い込んでしまったアスベストを体外に排出する方法はありません。しかも、アスベストが原因で発症する場合、吸入して数十年たってから発症するのです。
第一種衛生管理者試験の問題でも「記録を40年保存しなければならない」と書かれているほど。そのため、「静かな時限爆弾」と呼ばれています。

第一種衛生管理者試験でもアスベストに関する問題は出題されます。
第一種衛生管理者試験のおススメ問題集は
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。



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