kabakun

出典:ITmedia

イソジン」「カバくん」をめぐる訴訟合戦、国内の製造販売元である明治と開発元である米国製薬会社ムンディファーマの両社が18日付で和解しました。

和解による両社の対応内容は

  • 明治
    商品名:「イソジン」→「明治うがい薬」に変更
    パッケージ:「カバくん」は継続使用
  • ムンディファーマ
    商品名:「イソジン」を継続使用
    パッケージ:「カバくん」に類似したキャラクターを変更

両社で2つのブランドを分けた形で落ち着いたようです。それでは、両社のWebサイトを見てみましょう。

明治のWebサイトはいつもと変わらずという感じ。それに対して、ムンディファーマのWebサイト、イソジンというブランドを再構築しようと必死のようです。

個人的な見解ですが、カバくんの商標権を持っていた明治のほうが有利だったでしょう。パッケージ変更にあたって商標権を持つキャラクターを変える必要はありませんし、イソジンという商品名も変更していますから。まぁ、前のパッケージに似ているとは思いますが、パッケージの色や配置にまでムンディファーマが立ち入るのは難しいでしょう。

今回の訴訟は、自社製品を持ちたいと思う中小企業にとって、とても勉強になるものです。
商品名やキャラクターは、企業にとって重要な資産です。商品が売れれば売れるほど、自社ブランドとして商品名やキャラクターの力が増していきます。
商品名やキャラクターを考える際には、ぜひ弁理士さんに相談してください。



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