理化学研究所が耐熱性と高いエネルギー変換効率を兼ね備えた「超薄型有機太陽電池」の開発に成功したそうです。
この有機太陽電池は、最大エネルギー変換効率10%を達成しながら、100℃の加熱でも素子劣化が無視できるほど小さいという高い耐熱性を実現。また、大気環境中で80日保管後の性能劣化も20%以下に抑えられています。このような高効率と高安定性の両立により、アイロンなどで衣服に直接貼り付けが可能になりました。

普段着る衣服に太陽電池を貼り付けるかどうかは別にして、e-テキスタイルでは応用範囲が広いでしょう。病院で患者のバイタルデータを逐次送信するなど、ウェアラブルデバイスの補助電源に使えそうです。



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耐熱性・高効率・超薄型有機太陽電池 | 理化学研究所


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