2018062801
出典:大成建設

大成建設は、力触覚伝達技術を利用した遠隔操作システムの新しいプロトタイプを開発しました。
同社では、昨年度より、5本指のロボットアームを力触覚グローブで遠隔操作する初期プロトタイプの開発を開始。しかし、ロボットハンドなどの動作制御が難しく、操作習熟に時間や経験を要するという課題が生じていました。
今回開発した2本指の新型プロトタイプは、実際の生産現場にも導入しやすい汎用品を多用し、システム構成をシンプル化。誰でも容易に遠隔からロボットを直接操作し、作業手順や力加減などの動きを記憶させることができるよう工夫されています。

このシステムの利用によって、場所・時間などを問わずに24時間連続で作業が可能となるため、海外からでも日本との時差を生かして現地労働力が活用できるなど新しいワークスタイルを創出できるとしています。

関連リンク
大成建設 | プレスリリース - 生産施設向け力触覚伝達型遠隔操作システム(新型プロトタイプ)を開発


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