衛生管理者試験の具体的な話に入りましょう。衛生管理者試験の受験科目は 

第一種 労働衛生 有害業務に係るもの 10問(80点)
有害業務に係るもの以外のもの 7問(70点)
関係法令 有害業務に係るもの 10問(80点)
有害業務に係るもの以外のもの 7問(70点)
労働生理 10問(100点)
第二種 労働衛生 有害業務に係るものを除く 10問(100点)
関係法令 有害業務に係るものを除く 10問(100点)
労働生理 10問(100点)

これを見てわかるように、第二種では有害業務に関する出題はされません。その差が担当できる業種の違いとなるわけです。

出題形式はマークシート記入方式で、5つの選択肢から1つを選ぶ五肢選択式。合格基準の正答率はそれぞれの科目で40%以上、全体で60%以上が条件です。

第一種衛生管理者試験は、試験時間 3時間で44問と問題数が少なめですので、時間が足りないということはないでしょう。
開始一時間後に退出可能になりますが、十分に見直しをすることをおススメします。マークを付ける欄が1つズレていた! なんてことが見つかるかもしれませんよ。私のように…

また、計算問題が出題されることがあります。
でも、大丈夫! 電卓を使えます。問題ごとの計算方法をしっかり理解していれば心配することはありません。

試験問題がガラッと変わることはありませんが、社会の動向によって多少は変化します。新問題が1、2問出ることがあるくらい。私が受験したときは、こんな感じの新問題が出ました。

 生後満1年に満たない乳幼児を育てる女性は(1) 各々少なくても(2)、育児を育てるための休憩時間を請求できる。 

で、正解は(1):1日2回、(2):30分間なんですが、ここは間違えてしまいました。
最近はストレスチェック子育てに関する問題が出題される傾向があるようです。

おススメの問題集は
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊。
第1種衛生管理者試験問題集 解答&解説〈平成28年度版〉中央労働災害防止協会
第一種衛生管理者免許試験対策 合格水準問題集〈平成28年度版〉全国労働基準関係団体連合会 



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