20190515b_01-s
出典:宇宙航空研究開発機構

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は東京大学と協力して、ガンダムとシャアザクの「ガンプラ」を宇宙に打ち上げるプロジェクトを発表しました。
このプロジェクトは、東京2020組織委員会が推進している「ONE TEAM PROJECT」による「宇宙から東京2020エール!」企画の第2弾。プロジェクト名は「G-SATELLITE 宇宙へ」です。

東京大学は「機動戦士ガンダム」のガンダムとシャアザクを搭載した超小型衛星「G-SATELLITE」を開発。2020年3月~4月頃に国際宇宙ステーション(ISS)きぼう日本実験棟から宇宙空間へ放出される予定です。東京オリンピック・パラリンピックの期間前から期間中に、地球周回中のG-SATELLITEから宇宙空間で撮影したガンプラの映像とともに応援メッセージがネット配信される予定。

20190515b_02
出典:宇宙航空研究開発機構

今後のスケジュール(予定)は↓
  • 2019年秋
    JAXAに完成した超小型衛星「G-SATELLITE」を引き渡し

  • 2019年12月
    第2回記者会見
    超小型衛星「G-SATELLITE」およびガンダム、シャアザクのさらなる機能や宇宙空間から実施する東京2020大会応援企画の詳細を発表

  • 2020年3月
    超小型衛星「G-SATELLITE」を補給船に積みISSへ打ち上げ

  • 2020年3~4月
    超小型衛星「G-SATELLITE」をISSから放出
    ※打ち上げ・放出スケジュールは、ISSの計画によって前後することがあります。



壮大な夢のあるプロジェクトですね。
ガンプラを宇宙に持っていくだけ、なんて単純な話じゃありません。80℃の灼熱、マイナス30℃の極寒に耐えうるように設計された衛星を開発しているのですから。もちろんガンプラも、宇宙空間の過酷な環境下でも耐えうる特殊素材・特殊塗料が使用されます。

関連リンク
JAXA | 「G-SATELLITE(ジーサテライト) 宇宙へ」に参画 ~東京2020参画プログラム「ONE(ワン)TEAM(チーム)PROJECT(プロジェクト)」と特別コラボ~
JAXA × 東京大学 × 機動戦士ガンダム|ONE TEAM PROJECT|東京2020参画プログラム


  クリックして応援をお願いします!