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読売新聞によると、厚生労働省は、アスベスト(石綿)による健康被害を防止のため、一般住宅の解体・改修工事にも労働基準監督署への事前届出を義務づける方針を固めたそうです。今年度中にも労働安全衛生法に基づく省令を改正するとのこと。

これまでは民家の解体やリフォームの際に届出は必要ありませんでしたが、床面積が80平方メートル以上の建物の解体や、請け負い金額100万円以上の改修工事も対象となります。石綿の有無に関係なく届出が必要です。



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出典: Wikipedia

アスベストは耐熱性に優れて安価であったことから、過去にはビルや住宅などで幅広く使われていました。しかし、長期間にわたってアスベストの粉じんを吸い込むと、肺がんや中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり、現在はその使用と製造が禁止されています。
一度吸い込んでしまったアスベストを体外に排出する方法はありません。しかも、アスベストが原因で発症する場合、吸入して数十年たってから発症するのです。
第一種衛生管理者試験の問題でも「記録を40年保存しなければならない」と書かれているほど。そのため、「静かな時限爆弾」と呼ばれています。

第一種衛生管理者試験でもアスベストに関する問題は出題されます。
第一種衛生管理者試験のおススメ問題集は
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。




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