1605200_nxp_1
出典:日経テクノロジー
オランダNXP Semiconductors社と英WAYV Technologies社は、携帯できる電子レンジ「Wayv Adventurer」を共同開発しました。
携帯できる電子レンジは、高さ 305mm、直径 128mmと大きめの水筒のような形状。100~500mlの食材などを加熱でき、牛乳1杯を90秒で加熱できるそうです。満充電で30分間動作します。
Wayv Adventurerによると、2017年2月からアメリカで199ドルで販売を始め、順次販売地域を広げるそうです。 

世界初の電子レンジは、1947年にアメリカのレイセオン社が発売しました。その心臓部として使われたのは「マグネトロン」と呼ばれる一種の真空管です。

160520_magnetron
出典:東芝ホクト電子

世界初の電子レンジはとにかく重く大きなもので、家庭用として普及するようなものではなかったそうです。以降、電機メーカー各社が開発競争をくり広げ、現在のように生活に欠かすことのできない家庭用電子レンジを生み出した経緯があります。
そのような電子レンジの70年近い歴史で使い続けられたマグネトロンを、NXP社はRFパワートランジスタに置き換えたのです。電子レンジの歴史に新たな1ページが刻まれたといえます。
今後、電子レンジの活用の場はさらに広がり、その形態も大きく様変わりする可能性を含んでいます。 

  クリックして応援をお願いします!