160601_OS-2_W4
出典:Wikipedia

OS/2
(オーエス・ツー)、この名に反応する人はかなりマニアックな方ですね。
OS/2は、MS-DOSやPC-DOSの後継として、IBMとMicrosoftが共同開発したPC用のオペレーティングシステムです。
最初のOS/2がリリースされてから30年弱、OS/2の最新ディストリビューションとなる「ArcaOS 5.0」が2016年の第4四半期に登場します。

バージョンがいきなり5.0から始まってますね。これは、最後にリリースされたOS/2 Warp 4のバージョンが「4.52」だったことから来ているようです。
OS/2のバージョン1.0がリリースされたのは1987年4月1日。その後、MicrosoftはWindowsにシフトするため開発から離脱。IBM単独で開発が続けられ、2006年12月末にメンテナンス停止となりました。
ということで、このたび10年越しの復活を果たします。

OS/2で思い出すのは、目視検査支援機Neoviewの海外営業を始めた16年以上前のこと。台湾のEMSメーカーに売り込みをかけたときのことです。
その当時、台湾で主力のAOIメーカーは、アメリカのTeradyne社とイスラエルのOrbotech社。この2社のAOIに繋げられないと販売台数を増やすことはできません。
さっそくOrbotech社のAOI、Trion-2340の情報を集めたところ、なんとOS/2 Warp 4が使われていたのです。慌ててOS/2を入手してテスト環境を構築! 無事にTrion-2340とNeoviewのAOI-Linkを開発することができました。
ArcaOS 5.0がリリースされたら、昔を思い出しながら使ってみたいものです。


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