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出典:日刊工業新聞社

日本ロボット工業会は、異なるメーカーのFA機器を管理するための規格 オライン(ORiN)を改善し、次世代版のオライン3の開発に着手します。
オラインは、FA機器などは生産管理システムなどの機器・システムに対して、メーカーや機種の垣根を超えて統一的なアクセス手段と表現方法を提供する規格です。
今回のオライン3では、IoT(モノのインターネット)を視野に入れており、セキュリティ機能や使いやすさなどを改善することで、FA市場の拡大やFA市場へのソフト産業の進出なども期待されます。
実用化の目標は2018年度。

最近、IoT対応がうたわれた機器が出始めています。
それらの機器やシステムを導入しようとすると、真っ先に直面するのはインターフェイスの違い。たとえば、協働ロボットはメーカーごとにプログラミング環境も異なっるので、複数メーカーのロボットを組み合わせるのは技術的にもコスト的にもハードルが高くなります。
オライン3の対応機器が増えれば、自社に合わせた機器の組み合わせが容易になるでしょう。

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