TVの「林先生が驚く初耳学!」での話題。伊勢丹のデパ地下グルメは冷凍食品だそうです。
それを実現したのは、最新の凍結技術プロトン凍結

通常の方法で食品を凍らせると、食品の中にある水の分子が凍るときに、細胞膜を破壊して液が出てしまいます。冷凍の切り身に出ているドリップというやつです。
プロトン凍結では、水の分子を磁力と電磁波で整列させることで、細胞膜を破壊することがなく冷凍します。
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従来の凍結方法とプロトン凍結では、氷の状態も違います。
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この技術、寿司やおせち料理などもおいしく凍結できるという、画期的なものでした。
これにより、おせち料理の準備を5月から始められるようになったそうです。風情は感じられませんが、 作業量の平準化ができるという点ではメリットが大きいでしょう。

ちなみに、2016年06月07日(火)~10日(金)に開催された「FOOMA JAPAN 2016 国際食品工業展」でプロトン凍結機が展示されていました。
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