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太平洋と大西洋を結ぶ中米のパナマ運河。拡張工事が完了し、6月26日に開通式が行われました。
通航できる船舶の全長は294メートルから366メートルに広がり、幅は32メートルから49メートルに広がりました。これにより、従来の約3倍の積載能力を持つ大型コンテナ船や液化天然ガス(LNG)船の通航が可能。
今日、6月27日には日本郵船の大型LNG船が通航する予定です。北米から日本やアジアへのLNG輸出に弾みがつくとされています。

世界の重要な貿易通路であるパナマ運河、建設の歴史には日本人の活躍もあったそうです。
日本人技師 青山士(あおやまあきら)氏は、東京帝国大学の恩師からパナマ運河建設の話を聞いて米国に渡航。翌年から測量員として働きはじめました。その後、その誠実さで高い評価を得て昇進をくり返し、最終的には副技師長として活躍しました。

こういう歴史を見てみると、ニュースがまた一味違ってくる気がします。


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