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茨城県内でノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が猛威をふるっています。
県の発表によると、11月21日から12月7日までに県内の小学校や認定こども園などの計11か所で518人が嘔吐や下痢などの症状を発症。園児や職員 42人からノロウイルスが検出されました。学年・学級閉鎖も行われています。

食中毒といえば夏のイメージがありますが、ノロウイルスによる食中毒は冬の時期を中心に発生します。
ノロウイルスの主な感染ルートは
  • ノロウイルスに感染した人が手洗い不十分のまま取扱って汚染された食品を食べたとき
  • ノロウイルスに汚染されていた二枚貝を、生や十分に加熱調理しないで食べたとき
  • ノロウイルスに感染した人の便やおう吐物から、人の手などを介して感染したとき
ノロウイルス食中毒の症状は
  • ウイルスが体内に取り込まれてから、通常24時間~48時間で発症
  • 下痢・吐き気・おう吐・腹痛・発熱(39℃以下)
  • 通常は1~3日で回復
  • おう吐や下痢が続いた場合は脱水症状になる
ノロウイルス食中毒の予防方法は、手洗いが一番です。
トイレ後はもちろん、調理前、食事前、おむつ交換後、吐物処理後などには、石けんを泡立てて十分な時間をかけて手洗いをしましょう。また、手洗い後に手を拭くタオルは、清潔なものを使いことが大切です。




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