161214_Virus

ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が猛威をふるっています。
直近の1週間で昨年の同時期の3倍近い患者数となっています。
都道府県別でみると、宮城、山形、三重、埼玉、東京、神奈川、奈良、宮崎、兵庫で順に患者数が多く、警戒レベルに達しています。

ノロウイルス食中毒の予防方法は、手洗いが重要です。
トイレ後はもちろん、調理前、食事前、おむつ交換後、吐物処理後などには、石けんを泡立てて十分な時間をかけて手洗いをしましょう。また、手洗い後に手を拭くタオルは、清潔なものを使いことが大切です。



ノロウイルスに関する問題は、第一種衛生管理者試験にも頻繁に出てきます。
ということで、問題をひとつ。


ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 : 食品に付着したウイルスが食品中で増殖し、ウイルスが産生した毒素により発症する。
2 : ウイルスの失活化には、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がない。
3 : 潜伏期間は、2~3時間である。
4 : 発生時期は、夏季が多い。
5 : 症状は、筋肉の麻痺などの神経症状が特徴である。

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正解 : 2
 
1 : 誤り。人の腸管内でのみ増殖する。
2 : 正しい
3 : 誤り。潜伏期間は24~48時間である。
4 : 誤り。発生時期は、冬季が多い。
5 : 誤り。吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状がみられる。



第一種衛生管理者試験のおススメ問題集は
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。



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