
新聞に石綿(アスベスト)による健康被害救済の広告が掲載されていました。
元国鉄の業務に起因してアスベストによる健康被害を受けた元国鉄職員および遺族への救済だそうです。

アスベストは耐熱性に優れて安価であったことから、過去にはビルや住宅などで幅広く使われていました。しかし、長期間にわたってアスベストの粉じんを吸い込むと、肺がんや中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり、現在はその使用と製造が禁止されています。
一度吸い込んでしまったアスベストを体外に排出する方法はありません。しかも、アスベストが原因で発症する場合、吸入して数十年たってから発症するのです。
第一種衛生管理者試験の問題でも「記録を40年保存しなければならない」と書かれているほど。そのため、「静かな時限爆弾」と呼ばれています。
第一種衛生管理者試験でもアスベストに関する問題は出題されます。
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。
