2020年12月16日、厚生労働省は、2019年度にアスベスト(石綿)が原因で労災認定などを受けた従業員が勤務していた992事業場の名称などを発表しました。
992事業場のうち、新規公表となったのは749事業場。その内訳は、建設業以外の事業場が217、建設業の事業場は532です。
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「令和元年度石綿ばく露作業による労災認定等事業場」を公表します
アスベストは耐熱性に優れて安価であったことから、過去にはビルや住宅などで幅広く使われていました。しかし、長期間にわたってアスベストの粉じんを吸い込むと、肺がんや中皮腫の誘因となることが指摘されるようになり、現在はその使用と製造が禁止されています。
一度吸い込んでしまったアスベストを体外に排出する方法はありません。しかも、アスベストが原因で発症する場合、吸入して数十年たってから発症するのです。
第一種衛生管理者試験の問題でも「記録を40年保存しなければならない」と書かれているほど。そのため、「静かな時限爆弾」と呼ばれています。
第一種衛生管理者試験でもアスベストに関する問題は出題されます。
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。
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