大幅な機能改善をした特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)がリリースされました。
今回の機能改善では、特許・実用新案・意匠・商標の前日までの審査・審判書類を参照できるようになります。これにより、自社・他社案件の審査・審判結果を早く正確に把握することができるようになり、より効果的・効率的に研究開発等を進めることができるようになります。
今回の機能改善では、特許・実用新案・意匠・商標の前日までの審査・審判書類を参照できるようになります。これにより、自社・他社案件の審査・審判結果を早く正確に把握することができるようになり、より効果的・効率的に研究開発等を進めることができるようになります。
おもな新機能は↓
- タイムラグを短縮し、参照できる書類を拡充
特許庁が書類を発出してから審査・審判経過情報が参照可能になるまでの期間を、約3週間から、原則1日に短縮します。
また、参照できる書類を、特許・実用新案に加え、意匠・商標にまで拡充します。
※意匠・商標の書類は、平成31年1月以降の書類(意匠は、登録になったもののみ)が照会対象になります。 - データベースを拡充
特許庁の審査で拒絶された商標出願や、権利が抹消された商標登録を新たに検索できるようになります。
また、近年、急増している中国の特許文献を日本語で検索できるようになります。 - 機械翻訳の質を改善
AIを活用した最新の機械翻訳アルゴリズムにより、質の向上した日英翻訳を提供します。 - 画面表示を分かりやすく改善
初めての方でもスムーズに利用できるよう、メニューや初期画面を整理します。
J-PlatPatで当社の社名を検索してみたところ、特許・実用新案や商標などが一括して簡易検索できました。かなりUIが使いやすくなった感じ。処理速度が少し落ちている気もしますが、全体としては好印象です。
特許取得をめざす技術者におススメの本は↓ 誰もが知っておきたい実践的テクニックを学べる一冊です。
関連リンク
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat
[INPIT]改訂版J-PlatPatマニュアル | 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
前日までの審査結果が参照できるようになります (METI/経済産業省)
← クリックして応援をお願いします!