0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。
このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。
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カテゴリ: 目視検査

当社はプリント基板の実装を生業としています。簡単にいうと、電気製品の頭脳であるプリント基板に電子部品をハンダ付けする仕事です。
PCBA
いまどきの電気を使うほとんどの機器、スマホや自動車にはプリント基板が搭載されています。
プリント基板実装の場合、主要な検査機は
  • 自動外観検査機(通称、AOI)
    実装された部品、ハンダ付けの状態などの外観で良否を判定する検査
    AOI_YAMAHA_YSi-V
    出典:ヤマハ発動機
     
  • インサーキットテスター(通称、ICT)
    実装された電子部品の1つ1つを測定して良否を判定する検査
    ICT_TRI_TR5001
    出典:TRI
  • ファンクションテスター(通称、FCT)
    実装後の基板に電源を供給した状態で回路動作の良否を判定する検査
    FCT_Landrex
    出典:Landrex
これらの検査機は異なる目的で使われており、通常はプリント基板に電気を通す前に外観検査を行います。
不良があった場合、いきなり電気を通すとプリント基板自体が壊れたり、最悪の場合は検査機自体も壊れたりするので、その防止のためですね。

みなさんがお使いの電気製品はどんどん小型化し、さらに機能は日々向上しています。
それに追従するために、検査技術も日々進化しており、検査速度・検査精度ともに格段に向上しています。
その中でも自動外観検査機の進化はスゴイです。自動外観検査機とNeoviewの関係については別の記事で。
 
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ものづくりの現場では、品質保証を目的とした検査が数多く行われています。
とくに日本のメーカーは品質を重視しますので、工程内や工程間で厳重に検査をし、後工程や顧客に不良を流さないように努力しています。
それほど重要な工程である検査ですが、残念なことに「付加価値を生まない工程」と言われています。
それなのに、なぜ検査工程は必要なのでしょうか?

不良を流出させないため

このあたりが一般的な解答でしょう。
さて、ここで思い出すのは、以前の記事にも書いたテレビドラマ「下町ロケット」
あの中でこんな場面がありました。
佃品質 佃プライド
出典:TBS「下町ロケット」公式サイト

不良は、ものづくりの敵です。自動車などの場合、不良が発生すると人命に関わるおそれがあります。また、携帯端末や通信機器などで不良が出ると、とんでもなく大きな損失が出たりすることもあります。
それらを防ぐためには、製品すべてに対しての検査(全数検査)が必要になるわけです。
厳重な検査をして品質を保証することは、御客様に安心を提供するという ものづくりのプライドに繋がります。
当社は、安心を作るものづくりに検査装置の分野で貢献し続けたいと日々の開発を続けています。
 
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阿部寛
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2016-03-23

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2013-12-21


 
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その昔、Neoviewにはとんでもないデバイスが搭載されていました。
そのデバイスは
Neoview_HMD

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。先日の記事「大人気、19,800円のHMD! アイデアの宝庫、サンコーレアモノショップ」でも紹介しました。HMDを使ったアトラクションもあるので、ご存知の方も多いでしょう。

その当時、HMDはまだ出始めのころであり、映画などを大画面で見るための特殊なモニターのような扱いでした。それを目視検査の分野に持ち込んだのです。
アリのように小さくなってキバンの上で検査したい
そんなイメージを持っていました。1966年の映画「ミクロの決死圏」のような感じですね。

できるかどうか悩むより、まずはやってみる。やったもん勝ちです。
ミクロの決死圏 [DVD]
スティーブン・ボイド
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2014-03-05

 
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プリント基板を見たことありますか? こんなイメージです。
PCBA
プリント基板を生産する場合、ベアボードと呼ばれる板に多くの部品をハンダ付けします。その1つ1つの部品自体、部品の位置、部品の極性(方向)、ハンダの付き具合など、チェックすべき項目は多岐にわたります。
プリント基板の目視検査は、このようなチェックを毎日毎日、山ほどくり返す作業なのです。
目視検査のイメージを、ちょっとしたゲームにして試してみましょう。

の中から違う文字を探してみてください。

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答えはスクロールした下の方にあります。



























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わかってしまえば、前の文字列を見ても簡単に見つけられますね。2つあるって、わかりましたか?
でも、実際には不良はどこで発生するかわかりませんから余計に厄介なんです。

これをすべて人の目だけで検査しようとしたら、どれだけ大変な作業になるかお分かりになるでしょう。
そこで重要なのは、自動外観検査装置(AOI)と目視検査支援機(VIS)の組み合わせです。
AOIとVISの関連についてはまた別の記事で。 
 
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前回、「製品」と「商品」違いについて書きました。

製品 + メリット = 商品

ってのを覚えてますか?
今回は「メリット」について、目視検査支援機「Neoview」での実例を1つご紹介します。
製品はもちろん「Neoview」。そこにプラスするメリットの1つは、サポート力です。
neoview
当社のように設備を販売すると、当然のようにサポート業務が発生します。
ものづくりをしている方なら、一度や二度はメーカーのサポートに問い合わせをしたことがあるでしょう。

先日、目視検査支援機が動かないとサポートに電話が入りました。
サポートスタッフが話を聞いてみると、他社の設備をネットワークに接続すると目視検査支援機が動かないという状況だそうです。
今の製造現場って、いろんなメーカーの設備がネットワークで繋がっていたりします。そうなると、設備のトラブルがどこで発生してるか御客様では判断がつかない場合もあります。

まずは電話でサポートを開始。その後、御客様の工場に伺ってネットワーク環境などを確認したところ、他社の検査機で使われているPCのOSが古かったことが原因でした。
他社の検査機による問題ですが、現地対応で復旧完了。御客様も一安心したことでしょう。

当社の場合、ソフトウェアもハードウェアも社内で設計・開発してますので、トータルでサポートが可能です。
また、御客様の運用環境に合わせた改造にも柔軟に対応できます。
ガッツポーズ_H100
私たちも ものづくりをしていますので、まともにサポートしてくれないメーカーからは設備を買いたいとは思いません。だからこそ、力強いサポートは御客様にとって大きなメリットになると信じています。
 
 
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