0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

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カテゴリ: 目視検査

目視検査支援機「Neoview」の開発のキッカケは、パート社員さんの一言でした。
目視検査をしているパート社員さん、プリント基板を眺めて一言。

この基板、なんかおかしい
なにかおかしい_H100
きっと、なにか不良を見つけたのでしょう。
不良の内容を知るために何がおかしいか聞いてみると、その答えは

何がおかしいかは分からないけど、なんかおかしい

熟練した人の能力って本当にスゴイんです。
ちょっと眺めただけで、そのプリント基板に違和感を感じるんですから。
その後、詳細にチェックしたところ、その基板の不良個所は見つかりました。不良個所を修正し、もう一度目視検査。基板の違和感も消えたそうです。

開発を始めたのはその少し後ですが、あのときの驚きが目視検査支援機「Neoview」に繋がりました。
この出来事で、機械を超える人の能力を実感し、人を支援してさらに能力を引き出すというコンセプトが生まれたのです。このコンセプトは今でも「Neoview」に流れて続けています。
neoview 
 

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今回は当社製品の商品名を考えたときの話。
考える人_H100
 「Neoview」というのが当社の目視検査支援機の商品名。見てのとおり、「Neo」+「view」です。2つの単語を繋げたものです。

Neo→新しい
View→観る、眺める

の組み合わせですから、目視検査支援機という市場にない商品にピッタリでしょう。

ここに至るまでのステップを思い出してみます。

1.Neoで統一感を
この商品名を考える以前、Neoという単語は別の商品で使っていました。
その商品は別の検査機だったので、ブランドとして「Neo~」にして統一感を持たせようと考えたわけです。

2.2つ目の単語を洗い出し
次に考えたのは、2つ目の単語です。
簡単なところで「see」「look」あたりから始まり、難しいところでは「appear」「appearance」なんてのも。
商品のコンセプトを考えながら、辞書を片手にできるだけ単語を洗い出しました。 

3.「Neo」と繋げて絞り込み
洗い出した多くの単語を「Neo」と繋げて、それらしいものを絞り込みました。
絞り込む条件は、

声に出したときの音の響き

つまり、語感が良いということです。
語感が良いということは、お客様が耳にする音の響きが良いということになります。人は語感で「いい・悪い」を決めるそうです。前の記事に書いた「通勤快足」もそれでしょう。
それに、「※□◇#△ 、いかがですか!」と商品名を声に出したとき、えらくむずかしい商品名を言われても覚えられないですよ。商品名は覚えてもらってなんぼ、ですよね。

ということで、絞り込んだいくつかの商品名を声に出し、その音の響きをくり返しくり返し確認しました。
わけの分からない単語をくり返すその姿は、かなり怪しい感じだったでしょう。
絞り込みを重ねてたどり着いたのが「Neoview」!
ネオビューの「ビュー」の最後の音引き(おんびき)の響きが良かったんですよ。
それに、「Neo」も「View」も日本人にけっこう馴染みのある単語なのもプラス要素でした。

商品名に使う単語を探すとき、のサイトが、けっこう使えます。




売れる! ネーミングの発想塾
齋藤 孝
ダイヤモンド社
2005-04-02




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うちの製品は専門的な設備ですので、ほとんどの方がご覧になったことはないでしょう。

見たことある!」って方は、同業の方ですね。

業界は狭いので、うちの御客様でしょう。いつもお世話になっております<(_ _)>
YouTubeにうちの製品の動画が2つ載っています。おっと、1つはロシア語になってますね。
こんなことをやっているということで、ご参考まで。



 

 

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ビジネスの世界でよく言われる「0を1にする」「1を10にする」という話。
ものづくりにおいて「0を1にする」とは、どういうことでしょう?

電子機器製造業を生業とする当社の場合、自社製品の開発がそれでした。
その製品がこれです。

neoview
目視検査支援機Neoview(ネオビュー)

世にない製品を生み出して新しい市場を作り出そうとするのですから、アイデア出しから始まって、特許出願、販路の開拓など、すべきことは山のようにありました。
次の書き込みからは、開発当時のことを振り返ってみたいと思います。



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