目視検査 : 0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。
このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。
ついでにガジェットに関しても…

カテゴリ: 目視検査


自動運転技術の開発競争が激化する中、電機メーカーの存在感が増しています。
これまでは自動車関連で目視検査支援機Neoviewを導入する企業といえば車部品メーカーが主でしたが、ここにきて電機メーカーからの引き合いも増えています。
とくに受注件数が多い機種は目視検査支援機Neoviewのインラインタイプ。
自動車関連の製造ラインでは、「マルチコントロール(特許取得済)」機能の導入が進んでいます。
この機能を使うと、複数台のインライン機の目視検査を1台の端末で行うことができます。つまり、目視検査にかかる人件費を大幅削減できるのです。
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競合他社もマルチコントロール機能と称するものを販売しているようですが、この特許が示すようにNeoview独自の技術です。

目視検査の人件費削減に興味のある方は、お問い合わせください。
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出典:アドバンテック

2017年9月20日、産業用コンピュータ世界トップシェアのアドバンテックは、大手技術商社のマクニカ クラビス カンパニーと、国内で販売するアドバンテックの産業用コンピュータ製品を今後拡大する契約を締結したことを発表しました。
これまで、マクニカクラビスカンパニーは、アドバンテックの組込用SoCボード(DSPボードおよびARM SoCボード)販売に特化していましたが、x86組込ボードコンピュータおよびファンレスコンピュータ、また、ビデオ・ソリューション製品を新たに販売を開始します。
今回のチャネルパートナー契約は、日本におけるさらなる市場拡大を目指すアドバンテックと、高い技術力、それを裏付ける企業体制を持つマクニカクラビスカンパニーの間で製品販売を強化したいという狙いが合致して合意に至ったものとのこと。

目視検査支援機Neoviewの一部の機種では、アドバンテックの産業用コンピュータを組み込んでいます。民生用PCとの違いは、なんといっても長期安定供給。民生用PCのように半年で新機種に切り替わることもありませんので、開発現場としてはなにかと安心です。
もちろん、長期運用にも耐えられる高品質・高性能なのも魅力ですね。


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出典:リンクス

画像処理機器・ソフトウェアを手掛けるリンクスは、ソニー製IMXセンサを搭載した独Basler社の産業用カメラの新製品を8月上旬から発売します。日本市場で新たに販売される新モデルは20機種。
「ace Lシリーズ」に加わる12モデルには、ソニー製センサPregiusシリーズのIMX253、IMX255、IMX267、IMX304を搭載。9メガピクセルと12メガピクセルの解像度と、最大40fpsのフレームレートに対応しています。これらのモデルは、高い画質とグローバルシャッタ機能を有するPregiusシリーズを搭載していることを特長としており、高速で歪みのない画像を撮影できるため、これまでのマシンビジョン用途以外に高度な3次元自動検査システムや料金徴収などの交通監視用途にも適しています。
また、その他の8モデルについては、ソニー製センサSTARVISシリーズのIMX178やIMX226を搭載。「ace Uシリーズ」として提供されます。これらのモデルは、最新のローリングシャッター技術搭載の6メガピクセルから12メガピクセルまでの解像度と最大59fpsのフレームレートに対応しているため、顕微鏡用途や電子機器業界における比較的シンプルなオートメーション作業においても威力を発揮します。
aceの20の新モデルはいずれもGigEとUSB 3.0をインターフェースとして採用しています。
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出典:リンクス

マシンビジョンの業界で定評のあるBaslerの製品。高画質とグローバルシャッタ機能を持つソニー製センサPregiusシリーズの実力、早く見てみたいものです。


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出典:コグネックス

コグネックスは、小型固定式バーコードリーダのプロダクトラインに、DataMan 70シリーズを新たに追加しました。
DataMan 70は、22.2×35.8×42.4mmと手のひらに納まるほど小さなサイズとなっており、生産ラインや機械装置の狭いスペースへの設置にも適しています。
コグネックス製品の特長である高度な画像処理技術を搭載。損傷や歪みのあるコードでも読み取ることができ、ラベルに印刷された一次元バーコードおよび二次元コードで高い読み取り率を継続的かつ確実に実現します。

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出典:コグネックス

目視検査支援機Neoviewでも、コグネックスのバーコードリーダを使うことがあります。
DataManはただのバーコードリーダというより、画像処理装置そのもの。そういうことで、鏡面やレーザー印字などの読み取り条件が厳しいとき、お客様にコグネックスをおススメしています。
コグネックス頼みという感じですね。


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出典:Lenovo

レノボ・ジャパンは、PC製造時のエネルギー削減と電子部品の信頼性を高める低温ハンダ技術「LTS(Low Temperature Solder)」プロセスを開発しました。
LTSプロセスでは、ハンダ付け時の最高温度を従来の温度よりも70℃低い、180℃に下げることが可能。これにより、熱による基板や部品へのストレスを低減できるほか、基板のそりも50%減少します。
このプロセスを採用するにあたって、特殊な設備の導入は必要ありません。既存のリフロー炉が使えますし、ハンダペーストも既存の素材の組み合わせで対応できるとのこと。

すでにThinkPad Eシリーズや第5世代X1 Carbonで採用されており、2017年には8つのSMTラインに導入する予定です。

LTSプロセス、この目で見てみたいものです。
自動外観検査機(AOI)や目視検査支援機で検査をするとき、基板のそりはけっこう厄介です。精度を上げるためには、そり分の補正をかける必要があります。
また、熱ストレスを低減できることで、製品の信頼性は格段に向上するでしょう。


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