0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

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このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。
ついでにガジェットに関しても…

カテゴリ: 目視検査

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日本機械学会は富士重工業の軽自動車「スバル360」など7件を2016年度の機械遺産に認定すると発表しました。
機械遺産は、社会や生活に大きな影響を与えた歴史的な機械や建造物などを次世代に継承することを目的にしたもので、今回が10回目。
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出典:日本機械学会


日本機械学会からは2007年に優秀製品賞をいただきました。


その当時、目視検査支援機に対する認識は低く、営業のときには「目視検査支援機とは~」と概要からじっくり説明する状況。
そんな中、日本機械学会で優秀製品と評価されたのはとてもありがたい出来事でした。

関連リンク
一般社団法人日本機械学会
機械遺産 スバル360-K111型


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出典:DESIGNSPARK

受動電子部品を主に製造する太陽誘電。CD-Rなどのメディアのメーカーとしてご存知の方もいるでしょう。
太陽誘電が開発を進めている大容量積層セラミックコンデンサ(セラコン)に注目です。

太陽誘電は、2014年9月に世界初の静電容量470µFを実現し、さらに大容量化を進めて2016年度中に1000µF達成を目指 しています。
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出典:DESIGNSPARK
 
電子機器には多くのコンデンサが使われています。大容量が求められる用途では、アルミ電解コンデンサやタンタル電解コンデンサなどが使われてきました。しかし、これらは小型・低背化が困難で、リップル電流による自己発熱が大きいといった問題を抱えています。
それに対して、セラミックコンデンサにはのメリットがあります。
  • 低容量でも同等以上の高周波ノイズ除去性能が実現できる
  • リプル自己発熱が小さく耐熱性に優れている
  • 絶縁性/耐電圧性が高く、極性がないので逆電圧にも同等の耐圧を示す
産業機器などでは、1枚の基板に数百個もコンデンサを搭載した基板もあります。
1000μFのセラミックコンデンサがリリースされれば部品点数の削減が可能となり、基板サイズや部材原価も大幅に低減できることになります。
 
目視検査支援機Neoviewで見る基板の外観もかなりイメージが違ってくるかもしれません。


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出典:マイナビニュース

富士通と富士通システムズ・イーストは、TOTOのベトナム工場向けにIoT(モノのインターネット)技術を活用したシステムを開発・稼働したと発表しました。
このシステムでは、ICタグなどを活用。全工程での仕掛品の進捗・品質情報、さらに熟練工のノウハウを含む作業手順などのあらゆる情報を収集して可視化しています。
IoT技術を導入したことで、データ化が難しかった熟練工のノウハウの可視化や統計的なデータ活用による分析が可能になり、高品質な製品の安定的な生産につなげてられるとのこと。

熟練工のノウハウを可視化できるのはメリットが多いですね。
海外工場の場合、作業者の入れ替わりが激しくてノウハウが残しづらいこともあります。
可視化された情報が日本と海外の工場で共有できれば、いままで以上に生産効率と品質をアップすることができるでしょう。

可視化といえば、目視検査支援機Neoviewの得意分野。
拡大鏡や顕微鏡で目視検査をした場合、検査の詳細な記録を残すのはけっこう大変です。
Neoviewならば、目視検査をしたときの画像を自動で記録してくれますので、いつ、誰が、何を見て、どう判断したかまで可視化できます。
興味のある方は、お問い合わせにアクセスしてください。
neoview


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出典:Panasonic

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、車載用導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサー「ZK」シリーズを製品化しました。2016年9月から量産を開始します。

この製品は、自動車のECU(エンジンコントロールユニット)の電源回路に適したもので、ECUの電源電圧の安定化やノイズ除去などに使用できます。
これまで困難だったコンデンサーの小型化と大容量化を両立。従来品と同等の耐熱性も維持していることから、ECUの小型化やエンジンへのECU直接搭載に貢献します。

ちなみに、ECUとは、エンジンの運転制御にかかわるコントローラです。ECUの例は
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出典:shop-arm

一般的なECUには、けっこうデカい電解コンデンサが搭載されています。
これまでの大電流対応のコンデンサはチップマウンタによる面実装が難しく、別工程のインサータで実装を行うのが主流でした。ZKシリーズは面実装タイプのため、基板への自動実装が可能となります。
今回の発表により、ECUの電解コンデンサは面実装が主流となるでしょう。

ECUはエンジンを制御するコントローラですから、非常に高い品質が要求されます。
自動車関連の基板にかかわるお客様の多くで、Neoviewでの目視検査工程が必須となっています。
設備の新設・増設の案件も多数。出荷まで今しばらくお待ちください。

関連リンク
Panasonic ニュースリリース
Panasonic 導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ 製品情報


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これまた海外での話。

目視検査支援機Neoviewの営業で台湾のPCメーカー数社を回っていました。
ある会社の製造マネージャーに説明を始めようとしたところ、「すでにNeoviewを使っている」と自信ありげ。

 ん? うちでは納品していないんですが…
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話を聞いてみると、お客様が使っているのはNeoviewをパクった類似製品。当社の製品ではありません。
話をまとめてみると、どうやら

 Neoview = 目視検査支援機を指す総称

なのだそうです。

台湾の大手EMSでNeoviewの導入が進んだ当時、目視検査支援機そのものが新しい概念の製品でした。
そのため、Neoviewを使った目視検査の工程を表す名前がありません。
拡大鏡や顕微鏡で行う「目視検査」工程とは明らかに違いますし、自動で検査する「AOI」工程でもありません。
いつしか目視検査支援機を使う工程は「Neoview工程」という名前になったそう。
ということで、類似製品をNeoview工程に導入したから「すでにNeoviewを使っている」わけです。

前記事に書いた謎のメンテナンスマンの正体、だんだん明らかとなってきます。

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