日本モレックスは、複数のプラットフォームで使用できるカードエッジコネクタ「Sliver Edge-Cardコネクタ」シリーズを発売しました。

このSliver Edge-Cardは、電気通信機器などの規格を定める各種の業界コンソーシアムに認知された0.60mmピッチの小型カードエッジ用コネクタです。極数は56～280極、最大定格電流は1.1Aに対応。メモリ／ストレージ、アクセサリカード、直交ダイレクトなどの各種構成に適合しています。
発売時点ではストレート、ストラドルマウントタイプをリリースし、今後はライトアングル、直交ダイレクトのタイプや、電線対基板用として拡張が可能となるケーブルアセンブリなども市場投入するとのこと。

想定用途は、サーバー、シャーシ、インターポーザカードなどの電気通信／ネットワーキング、AR/VRなどのスマートフォン／デバイス、IoTデバイスなどのコネクテッドホームなど。

パナソニック インダストリアルソリューションズ社は、高度な画像処理や検査を手軽に行える画像センサー「SVシリーズ」を発売しました。

この製品は、CMOSセンサやCPUの改良、独自のアルゴリズムや豊富な検査機能により、業界最高クラスの高速撮像と高速検査を実現。遠隔モニタリング機能もあり、製造現場における検査用カメラの位置決め調整工数などの削減にも活用できます。
また、高速画像圧縮や高速画像出力によって、トレーサビリティー構築のための「検査画像全数保存」も可能になりました。広く採用されているオープンネットワーク EtherNet／IPにも対応し、周辺機器との高い親和性も有しています。

デジタルサイネージなどを手掛けるimpactTVは、非接触ボタンをトリガーとした手かざしサイネージシステムを開発しました。

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、不特定多数が触るボタンや画面タッチに対する心理的抵抗が高まっています。そこで同社では、アフターコロナの意識や行動の変化を見据えてボタンや画面に触れることなく、特定空間に手をかざしたり、伸ばしたりするだけで、コンテンツ再生ができる仕組みを開発。この仕組みにより、ボタンを物理的に押したり、画面にタッチしたりすることなく、デジタルサイネージであるimpactTVをはじめとする各種IoT機器端末を動作させることができます。

 

IRセンサモジュールなどの検出部、制御部、表示部から構成されており、有線方式では「組込用IRセンサー基板」 と 「センサー入出力制御基板」 を使用。無線方式では「IRセンサーモジュール」 を使用します。