2016年6月22日、鴻海精密工業は、台湾の本社で株主総会を開きました。
経営再建中のシャープに関連して↓の方針を示しています。
- 全世界で7千人規模の人員を削減する可能性がある
- 中国・深セン市にシャープの海外販売を統括する本部を立ち上げる
- シャープの海外子会社や販売代理店を整理する
株主総会とその後の記者会見で、鴻海の郭会長と戴副総裁は多くの発言をしています。
その中で注目した発言は↓
郭会長
その中で注目した発言は↓
郭会長
- 悪い卵しか産まない鳥はいらない。信賞必罰の制度を採り入れ、カットすべき人はカットする。
- エアコンなどの白物家電はリビングをIoTで変える力がある。
- シャープの経営が好転したらすべて日本人の手に戻したい。
戴副総裁
- 将来のシャープは、IoTを担う会社になる。
- 黒字化できたら日本人を社長にする。
- 「百年のシャープ」をつくりたい。
逆に言えば、良い卵を産む鳥は大切にされるということ。目の付け所がシャープな社員が台頭する環境、それがシャープ復活に向けて最も重要だといえます。
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