タグ:衛生管理者
新型コロナ感染防止と熱中症予防を両立させるための注意点。マスクを外して休憩も必要
日本救急医学会などの4学会は、新型コロナウイルスでの感染防止と夏場の熱中症予防を両立させるための提言を示しました。
新型コロナの感染拡大を予防する「新しい生活様式」として、身体的な距離の確保、マスクの着用、手洗いや3密を避けるなどの実践は継続して必要です。しかし、地球温暖化に伴い、熱中症による死者は年々増加しており、今年の夏はその両立が重要となります。
この提言で示されたのは↓
- 屋内においては、室内換気に十分な配慮をしつつ、こまめにエアコン温度を調節し室内温度を確認しましょう。
- マスク着用により、身体に負担がかかりますので、適宜マスクをはずして休憩することも大切です。ただし感染対策上重要ですので、はずす際はフィジカルディスタンシングに配慮し、周囲環境等に十分に注意を払って下さい。また口渇感に依らず頻回に水分も摂取しましょう。
- 体が暑さに慣れていない時期が危険です。フィジカルディスタンシングに注意しつつ、室内・室外での適度な運動で少しずつ暑さに体を慣れさせましょう。
- 熱中症弱者(居高齢者、日常生活動作に支障がある方など) 方には特に注意し、社会的孤立を防ぐべく、頻繁に連絡を取り合いましょう。
- 日頃の体調管理を行い、観察記録をつけておきましょう。おかしいなと思ったら、地域の「帰国者・接触者相談センター」や最寄りの医療機関に連絡・相談をしましょう。
← クリックして応援をお願いします!
厚生労働省、カンピロバクターによる食中毒が多発と注意喚起
【#鶏肉 は十分に加熱して食べよう!】#鶏刺し 等の生または加熱不十分な鶏肉料理を食べたことによる下痢、腹痛などを起こす #カンピロバクター 食中毒が多発しています。また、手足の麻痺等を伴う #ギラン・バレー症候群 の発症例(推定)の報告もあります→https://t.co/fbnAMK6Utf pic.twitter.com/HbqybNC1by
— 厚生労働省 (@MHLWitter) June 2, 2020
厚生労働省は、カンピロバクターによる食中毒が多発しているとして注意喚起をしています。
カンピロバクター食中毒は、細菌性食中毒の中で発生件数が最も多く、年間300件、患者数2,000人程度で推移しています。
主な推定原因食品や感染源としては、生の状態や加熱不足の鶏肉、調理中の取扱い不備による二次汚染などがあります。このことから、鶏肉を扱う際には、中心部までの加熱を十分に行うことが必要です。
第一種衛生管理者試験のおススメ問題集は↓
ほかにも何冊か使いましたが、最後に残ったのはこの2冊でした。
← クリックして応援をお願いします!
有機溶剤の作業環境測定、第一管理区分でした。ということは…
次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧はNG。吸引すると有害
次亜塩素酸水の噴霧をしている飲食店には行かないと決めている。https://t.co/Akup16zcuN
— ミドル弁護士 (@igiarigodoudesu) May 19, 2020
厚労省が2020年3月6日に通知した事務連絡で「次亜塩素酸を含む消毒薬を吸引すると有害」と言及しています。噴霧しないのが吉。
② 消毒・清掃等の実施新型コロナウイルス感染が疑われる者の居室及び当該利用者が利用した共用スペースについては、消毒・清掃を実施する。具体的には、手袋を着用し、消毒用エタノールで清拭する。または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと。トイレのドアノブや取手等は、消毒用エタノールで清拭する。
関連リンク
← クリックして応援をお願いします!