0を1にする! 検査機メーカーになった町工場のブログ

『メーカーになりたい!』 それは町工場の夢。私もそれを夢見る一人でした。 このブログでは、町工場が検査機メーカーとなるまでに経験した出来事やノウハウを幅広く書き留めます。 ついでにガジェットに関しても…

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タグ:訴訟

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2017年2月20日、東京地方裁判所は、Internet上の個人情報削除を代行する業務は弁護士以外の取り扱いが禁じられている「法律事件」に当たるとの司法判断を行いました。
この司法判断が示されたのは、Internet上の個人情報削除を請け負う会社に対し、削除を依頼した男性が代金返還を求めた訴訟です。東京地裁は、この会社が請け負った削除代行は弁護士以外に認められない業務を請け負った非弁行為にあたるとして、代金約50万円の返還を命じました。

この非弁行為とは…

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
第72条
弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。(Wikibooks)

簡単にいうと、弁護士資格を持たない者は、報酬を得る目的で法律事件に関する法律事務を取り扱ってはいけないということです。
やはり、餅は餅屋。法律に関する業務は、すぐれた弁護士さんにお任せするのが一番です。

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2017年1月17日、低背型車載用アンテナ(シャークフィンアンテナ)に関する特許に侵害しているとして原田工業がヨコオを提訴していた問題で、和解が成立しました。
和解の概要は
  1. ヨコオは、原則として第1特許および第2特許を使用した製品の製造・販売等を実施できない。
  2. ヨコオは、第1事件および第2事件のそれぞれにおいて東京地方裁判所が示した一審判決に沿った解決金の支払い義務があることを認める。
  3. 原田工業は、訴訟対象製品などを含む一部の製品に限り、ヨコオへ第1特許および第2特許を使用した製品の製造・販売等の実施を許諾する。
  4. 両社は第1事件、第2事件およびこれらに関係する無効審判事件等の取り下げに同意する。

訴訟の経緯は
平成26年10月28日 原田工業、第1事件を東京地方裁判所へ提訴
平成27年2月26日 ヨコオ、第1特許に対する無効審判を特許庁に請求
平成27年8月6日 原田工業、第2事件を東京地方裁判所へ提訴
平成28年5月13日 特許庁、第1特許に対する無効審判にて特許維持審決(原田工業の主張を支持)
平成28年5月26日 東京地方裁判所、第1事件判決(原田工業の主張を支持)
平成28年7月27日 ヨコオ、第1事件に対して知的財産高等裁判所へ控訴
平成28年8月10日 ヨコオ、第2特許に対して特許庁へ無効審判を請求
平成28年11月24日 東京地方裁判所、第2事件判決(原田工業の主張を支持)
平成29年1月17日 和解成立

両社とも、和解成立のお知らせをWebに掲載しています。
原田工業 : 和解による特許権侵害訴訟の解決に関するお知らせ
ヨコオ : 和解による訴訟の解決に関するお知らせ




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出典:株式会社コメダ

「コメダ珈琲店」を運営する株式会社コメダ(以下、コメダ)が株式会社ミノスケ(以下、ミノスケ)を相手取って起こした訴訟で、東京地裁は不正競争防止法に基づき店舗の使用などを禁止する仮処分決定を出しました。
仮処分決定の概要は
  • 店舗の使用の禁止
  • 店舗の写真や絵を印刷物やウェブサイトへの掲載の禁止
仮処分に関してのコメダの発表は
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ミノスケはコメダにフランチャイズ加盟を2013年3月に断られ、その後にマサキ珈琲の営業を開始しています。営業を開始した当時から、コメダ珈琲に酷似していることを指摘されていたそうです。
コメダは約2000万円の賠償を求める訴訟も起こしており、訴訟はさらに続きます。

写真を見た感じでは、これはアウトですね。
他社ブランドへの「タダ乗り」は許されるものではありません。




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世間をさわがせていた「イソジン」「カバくん」という2つのブランドをめぐる訴訟。
その当事者は、「イソジン」ブランドのライセンス元 ムンディファーマと「カバくん」キャラの明治です。

その明治が出す 明治うがい薬のTV CMが変わりました。
で、変わったところは…

 旧 : 「ただいまーの後は ガラガラジンジン ガラガライソジンジン」
 新 : 「ただいまの後は ガラガラして 明治うがい薬」



おもいっきり商品名を歌詞に入れてますね。
イソジンのブランドは「ただいまーのあとは~♪」の曲で広まったといえるでしょう。
明治は、「イソジン」のイメージを払しょくできるでしょうか?

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出典:アサヒビール

ノンアルコールビールの特許を侵害されたとして、サントリーホールディングスがアサヒビールに対して「ドライゼロ」の製造、販売差し止めを求めた特許侵害訴訟
本日 7月20日、控訴審の和解協議が知的財産高裁であり、両社の和解が成立しました。

サントリーは訴訟を取り下げ、アサヒビールは特許無効審判を取り下げるとのこと。今後も争わないことで合意しました。
これにより、サントリー側の特許は維持され、両社とも従来どおりノンアルコールビールの製造・販売を続けます。

ざっくりした訴訟の流れは
 
  1. サントリー、ノンアルコールビールに飲み応えを出す成分の特許を2013年10月に取得
  2. サントリー、アサヒビールのドライゼロが特許の範囲内にあるとして提訴
  3. アサヒビール、サントリーの持つ特許に対して無効審判を申し立て
  4. 1審の東京地裁、「特許の内容に進歩性はない」として特許無効と判断。サントリーの請求を棄却
  5. サントリーが控訴
  6. 控訴審の和解協議で和解が成立

1審の「進歩性なし」との判断が効いてますね。進歩性とは
特許法において、進歩性(しんぽせい、inventive step、inventiveness)とは、発明が、先行技術に基づいてその技術分野の専門家が容易に成し遂げることができたものではないことをいう。発明について特許を受けるための要件の一つである。 (Wikipedia)
サントリーとしては、無効審判で勝ち目がないと判断したのでしょう。訴訟を続ければ特許も失いかねないですから。

このニュースを見て、当社の特許に対して無効審判の請求を起こされたことを思い出しました。
類似製品を製造・販売する企業に対して当社が提訴したため、被告は訴訟の元となった特許自体を無効にしたかったわけです。
その記事は
後発薬(ジェネリック)の特許侵害、認める。特許庁での口頭審理、すごい経験をしたことを思い出しました。


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